【 画像企画室 】

清澄庭園と芭蕉散歩道の散策

【松尾芭蕉】芭蕉は延宝八(1680)年に門人杉山杉風(さんぷう)の生け簀の番小屋に移り住み、後に深川芭蕉庵と呼ばれた。芭蕉没後、付近は尼崎藩主松平遠江守の屋敷となった。大正六(1917)年の大津波の時に石造の蛙が現れたので芭蕉稲荷神社に納め、芭蕉翁古池の跡(都指定史跡)となった。この石蛙は芭蕉記念館に保存されている。
【清澄庭園】 江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝えられています。その後、享保年間( 1716〜1736)に下総国、関宿の城主久世大和守の下屋敷となり庭園のもとが形造られました。明治11(1878)年に岩崎彌太郎がこの邸地を社員の慰安や貴賓を招待する場所として造園を計画、明治13(1880)年に「深川親睦園」を開園しました。その後も造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水をはじめ築山、周囲には全国から取り寄せた名石を配して明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」として完成しました。昭和54(1979)年3月31日には、東京都の名勝に指定されています。
撮影年月日 = 2007年12月2日
撮影場所 = 江東区清澄庭園界隈

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